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Blog 2025/01/13

McCombs Japan Trek 2024 (1/3) 京都編

新年あけましておめでとうございます。MBA最終セメスターが始まった実感が沸かないCO25のKSです。今日は冬休みに開催したMcCombs Japan Trek 2024についてご紹介します。

Japan Trekとは何か

簡単に言うと、MBAクラスメイトと行く日本旅行で、日本人在校生が毎年複数名入学するMBAスクールではおなじみの行事です。その中身は、企業訪問などのビジネス的側面と観光をミックスした旅行と、観光のみを目的とした懇親旅行に大別され、McCombsでは後者のJapan Trekを2年生で企画、運営しました。昨年は日本人在校生が学年に1人しかいなかったため実施はかなわず、McCombsでは2年ぶりの開催となりました。

McCombs Japan Trek 2024 概要

今回開催したJapan Trekでは冬休みの第1週を使って京都、広島、東京の3都市をめぐりました。2024年の春ごろから日系旅行会社と企画を始め、旅程計画、クラス内での参加者募集などを行い、最終的に日本人幹事3人を含めた総勢50名での大規模旅行となりました。Trekにはこれまで仲良くしてきた同級生だけでなく、一度も話したことのなかった人も多く参加してくれたので、最終学期を前に交流の輪を広げるいい機会でもありました。

1週間のツアーは振り返るとあっという間でしたが中身は濃く、とても1本のブログ記事では収まらないので、今回参加した日本人幹事3名によるリレー記事として掲載します。この記事では最初の目的地である京都での珍道中を報告しますので、少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

京都1日目

寺社仏閣巡り

京都の滞在先ホテルに現地集合した一行は、初日に有名どころの観光地を貸し切りバスでめぐりました。50人ともなると幹事は補助席に座るほど大型バスはすし詰めです。英語話者の添乗員さんとともに最初に向かったのは、奈良・京都修学旅行の代名詞、清水寺。私自身も中学の修学旅行以来、約20年ぶりに訪れました。

駐車場にバスを止め、清水の舞台を目指して清水坂を上っていきます。12月の京都はオフピークらしく、参道はあまり混んでいませんでした。しかし、外国人50人の団体は視覚的にインパクトがあるようで他の観光客の目を引き、パシャパシャ写真を撮られるなど観光資源の一部と化すことに。添乗員さんからのオーディオガイドを聞きながら寺社内をめぐりましたが、同級生からは多くの質問を受けました。例えば、

「Kはここに来たことがあるのか」
「中学生のころに授業の一環で来たことがあるよ、アメリカでそういう行事はないの?」
「私はワシントンDCに行ったけど、すべての学校じゃないね」

だったり

「(修学旅行生を見ながら)日本では制服を着るのが普通なのか」
「そうだね、ほとんどの中学校、高校で制服があるよ」
「学生服はかわいくてCoolだね」

といった形で、私たちにとって当たり前の光景のすべてが彼らにとって新鮮なようで、彼らの目を通して日本のユニークさ、良さを改めて認識するいい機会でもありました。

また、当日はお日柄もよく、金閣寺では逆さ金閣をパシャリ。

そして最後の目的地嵐山の竹林では、その静謐さに圧倒されたのか、いつもはおしゃべりな同級生も心なしか小声で会話していました。

バスツアーでの一番の懸念は時間管理でしたが、みんな日本の文化を尊重してくれたようで、ほとんど遅れもなく旅程は進み、これには添乗員さんも驚いていました。

キックオフパーティ@鮒鶴

初日の締めくくりは鴨川沿いのイベント会場でのキックオフパーティです。食事は和洋折衷の着席パーティでしたが、食事も雰囲気もとてもよく、リラックスして日本での再会を祝福することができました。大盛り上がりの中、初日の夜は更けていきます。

京都2日目

2日目の午前はツアー通じての目玉の一つである着物体験です。朝早くホテルを出発して着付けスタジオに向かい、好きな柄の着物を選んで着替えました。始まるまでは想像がつかなかったですが、みんな背が高いためか、予想以上に着映えしていました。その後は伏見稲荷に向かい、撮った集合写真がこちらです。どうですか?様になっているでしょう?バス駐車場から伏見稲荷までは15分ほど歩くのですが、ここでも50人の着物集団は観光資源と化していました。(2回目)

伏見稲荷でお昼まで楽しんだ後はホテルに戻り自由時間となりました。茶道体験をしたり、錦市場でショッピングを楽しんだりと、各々が京都を満喫して2日目を終えました。

最初の2日間は幹事として不安と興奮の入り混じる経験となりました。しかし、懸念していた集団行動も問題なく進み、何人かの同級生が体調不良で離脱するというアクシデントもありましたが、ほとんどの不安は杞憂に終わりました。これは同級生のみんなが初めて訪れる日本という国を、文化を尊重し、最大限楽しもうとしてくれたおかげだと思っています。Japan Trek企画は長きにわたり調整事も多く大変なこともありましたが、開催して本当に良かったです。願わくばこの行事が今後McCombsの目玉行事となり、長く続くことを切に願います。

旅行が終わったかのような書きぶりですが、このあとも新幹線で広島に移動して旅は続きます。次回の記事は広島出身のYKさんによる広島探訪記です。乞うご期待ください。

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