STEP March Copenhagen – Regenerative Sustainability
CO2025のHYです。かなり時間が経ってしまいましたが、2024年3月に参加したデンマーク・コペンハーゲンでのSTEPについて体験を共有します。
STEPとは?
McCombsのGlobal Learningには大きく分けてShort-Term Exchange Program (通称STEP) とGlobal Connectionの2種類があります。STEPはMcCombsの教員が引率するGlobal Connectionとは異なり、提携校のビジネススクールが主催するプログラムに参加します。提携校のプログラムにも寄りますが、世界各国のMBA生やビジネス系Master生が同じ期間に参加していますので、異国の地の馴染みのないキャンパスで見知らぬクラスメートと共にプログラムを進めていくことになるのが特徴です。
プログラム概要
Copenhagen Business School (通称CBS) のキャンパスで行われる5日間のプログラムになります。McCombsとCBSは良好な関係が構築されていることもあり、3月と5月でそれぞれ別のテーマでプログラムが開催されています。3月のテーマはRegenerative Sustainability (5月はESG Finance)で、McCombsからは私含め3名が参加しました。当時の2年生が2名、1年生が私1名という構成です。プログラムには他にNorthwestern Kellogg、UNC Kenan-Flagler、Duke Fuqua、Georgetown McDonoughからのMBA生が参加していました。
学び・気づき・感想
CBSのKristjanがナイスガイかつキャラの濃い名物教官で、彼のアレンジの下、サステナビリティに関する主要なトピックを講義やゲストスピーカー、現地サイト視察、企業訪問等を通じて学んでいきます。全体的な内容としては広く浅く学ぶことを目的とした構成となっている印象で、サステナビリティ分野に初めて触れる学生でも基礎が身につきます。コペンハーゲンはその取り組みで世界をリードする環境先進都市の1つであり、様々な仕組みが社会実装されているのを街の至る所で見ることができます。 (ex. ゴミの分別がちゃんとされ、自転車道も整備されている等)。ハイライトはプログラム最終日にみんなでボートに乗って沖に出て、洋上風力発電の風車を見に行くツアーです。3月のコペンハーゲン、それはもう極寒という言葉では言い表せないくらいの寒さでした。顔の感覚を失ったことはいい思い出です。そんな修行のような環境でしたが、連なって並ぶ風車は壮観で、しばらくパソコンの待ち受け画面にするほどでした。
終わりに
サステナビリティのバックグラウンドがなくても楽しめるプログラムなので、他校へのコネクションづくりやプログラム前後の旅行目的で気軽に参加するのもおすすめです。今回のクラスで1年生は私1人だったのですが、卒業が近かった2年生たちはみんな完全に旅行気分だったと思います(笑)。このプログラムを通じて普段知り合うことができない他校のMBA生と交流できたことは貴重な経験となりました。プログラム終了後には春休みの期間を利用してコペンハーゲンを観光し、そのままオーロラチャレンジのためにフィンランドにも行きました。その話はまた別の機会に…。
私は幸運なことに2カ月後に別のSTEPにも参加することができましたので、次回はその話について書きます。