Global Learning: STEP March Copenhagen – Social Entrepreneurship

今回はSTEPでCopenhagenに行きました。CopenhagenでのSTEPはいくつかテーマがあり、昨年日本人が参加したRegenerative Sustainability編はこちらです。Copenhagen Business School (CBS) のキャンパスの様子についても紹介しています。
さて、私が参加したSocial Entrepreneurshipは今年から新設されたテーマで、5日間の短期集中プログラムです。UT McCombs、George Washington、Duke Fuqua、North Western Kellogg の4校から4名ずつ、合計16名の学生が参加しました。

プログラムの内容は、Social Entrepreneurship という概念の理解から始まり、課題発見、対策立案、ファンドレイジングなどについて講義形式で学びながら、同時並行でグループプロジェクトとして実際にSocial Entrepreneurship に基づいた起業アイディアを考え、最終日にビジネスピッチを行います。McCombsでNew Venture CreationというElectiveを取り起業の一連のプロセスは学んでいましたが、Social要素を付加することで解決すべき課題だけでなく、解決策であるビジネスモデルにいかに影響を与えるかを学ぶことができました。また、必ずしも「起業」である必要はなく、既存企業の新しいビジネス立案にも生かすことができるので、サステナブルなビジネスが求められる昨今においては誰にでもお勧めできる内容となっています。
以上の座学に加えて、課外活動としてCBS卒業生が経営するフェアトレードカフェや、Copenhagenを拠点としたインキュベーションセンターのファウンダーに話を聞きに行く機会がありました。また、比較的自由時間があるので、McCombsの学生とシーフードを堪能したり、他校の学生と美術館を訪れたりと、観光を十分楽しむこともできます。昨年参加したドイツのSTEPに比べると日数も短くあっという間でしたが、コンパクトシティCopenhagenで濃密な時間を過ごすことができ、大満足のグローバルプログラムでした。
余談:プログラム終了後は、がっかり観光地として有名なマーメイド像を確認し(期待値が低かったのであまりがっかりしませんでした)、日本ではあまり有名でないDanish Hotdogを堪能しました(想定外においしいですので是非)。

